住宅ローンを利用する場合、ほとんどの方が必要となる書類が「源泉徴収票」です。 源泉徴収票は、1年間における給与額や退職金額および所得税の徴収額が記載された書面で、年末調整後の翌年1月頃に所属する勤務先などにより発行されます。 住宅ローンの貸主である金融機関は、この源泉徴収票に記載された内容を基に融資審査を行います。そのため、一部の方を除いてほぼ全ての方が準備する必要があり、住宅ローンを利用するうえでは最も重要な書類と言えます。 本記事の主な内容は以下のとおりです。 源泉徴収票は年間の収入金額と所得税額を証明する書面 源泉徴収票には4つの金額が記載される 非課税である通勤費や所得税率などは記載されない 源泉徴収票の再発行は所得税法によって会社側に義務付けられている 今回は源泉徴収票の基礎知識を交えながら、万が一無くしてしまった場合の対処法や、住宅ローン申し込み時に必要な書類についても紹介していきます。 源泉徴収票とは?
住宅ローン控除に関する 他のハウツー記事を見る 特定増改築等住宅借入金等特別控除とは?要件や手続きをわかりやすく解説 念願のマイホーム購入!かかる税金と知らなきゃ損する減税制度について 譲渡所得の計算方法は?課税対象資産や利益がでたときの確定申告手続きまとめ 年金の確定申告はどうなる?不要な場合や税金が戻るケースをわかりやすく解説 ふるさと納税は確定申告不要?ワンストップ特例などの手続きや注意点について FXの税金まとめ~課税のタイミングや経費として計上できるもの~ 災害にあわれた方のための税金の減免制度〜「雑損控除」と「災害免除法」〜 平均課税とは?所得が変動したり一時的に収入が増えたときに知っておくべき節税制度
源泉徴収票は偽造してもいい? 転職した場合はどうしたらいい? 源泉徴収票の代わりになるものはある? 源泉徴収票は何年分用意すればいい? これらについて解説します。 まずは、源泉徴収票をなくしてしまった場合の対処方法についてお話します。 大前提として、源泉徴収票はサラリーマンが住宅ローンの審査を受ける際に必須なので、「なくしてしまいました。」と審査の際に言えば審査が進むことはありません。 では、なくしてしまった場合にはどうしたらいいのか?
もし漏れがあったら、確定申告で控除を受けることができますから、納め過ぎた税金を取り戻しましょう。スマホでも手続きが可能となっており、密を気にせずに申告が可能です。
住宅ローン控除を適用するために年末調整で提出すべき書類 住宅ローン控除を年末調整で適用するためには、扶養控除申告書等の年末調整を受ける従業員が提出すべき書類の他に、下記の書類を勤務先に提出する必要があります。 ・年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書 ・給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書 ・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書 5. 年末調整までに借入金の年末残高等証明書の交付が受けられない場合 4の書類が揃うことが年末調整で住宅ローン控除を適用することが出来る条件であることから、勤務先の年末調整の実施時期に年末残高等証明書が提出することが出来ない場合は、その時点での年末調整に住宅ローン控除を適用することは出来ません。 この場合は翌年1月31日までに住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書の交付を受けたときは、その証明書を給与の支払者に提出して年末調整の再計算を受けることが出来ます。 1月31日時点でも年末残高等証明書が提出することが出来ない場合や、勤務先が再計算を行わない場合には、自身で確定申告を行い住宅ローン控除の適用をさせる必要があります。 6.
会社員が住宅ローンの申し込みをする時に、金融機関から「源泉徴収票」を求められます。源泉徴収票の発行元は勤務先の会社で、年末調整の終了時(1月ごろ)に発行される書類です。住宅ローンの審査では、収入状況を証明するために必要となります。そこで今回は、源泉徴収票の概要や発行方法、ローン借り入れ時にチェックすべき源泉徴収票の項目をわかりやすく解説していきます。